代表あいさつ

代表写真
NFLO代表/作家
佐藤昇

代表作:”問血”(人民日報出版社より中国全国にて出版)

私も北京外国語大学の卒業生です。

北京外国語大学では、様々な国から来る留学生や多くの言語を学ぶ中国人学生が同じ環境の下生活と勉学を共にしております。国際色豊かなキャンパス、また、学外では日系企業の駐在員らや他学校の生徒たち、そして様々な国から来る外国人生徒並びに社会人たち多く交流することができる為、非常に内容の濃い留学生活を送ることができます。しかしそんな恵まれた環境も、自ら一歩踏み出そうとする意志がなければ得られるわけではありません。

 

北京という都市は、中国の首都であり、教育における重点都市でもあります。様々な国の人たちが、それぞれの想いや目的を背負って北京に集います。一見恵まれているように見えるそんな環境だからこそ、生じてしまうある現象があります。それは、どこに行っても自国の者同士で群れてしまう風潮があるという点です。その点において北京外国語大学中文学院はまさに、北京という国際都市の縮図なような場所なのです。
多くの国から来る各国の留学生、そして数々の言語を専門に学んでいる中国人学生、そして、本来のカリキュラムの構造上どうしても生じてしまう本科留学生と短期留学生との間に存在する見えない隔たり。これだけ人材資源が豊富な大学だけに、随所に生じるその“壁”が留学生を机上での語学学習だけに留め、留学の本質を損ねていると感じました。条件や資源に恵まれているだけに、そんな環境に対し私は“もったいないな”と感じました。本来の留学において、その国の言語を取得することは最低限のことであり、それよりも大事なのは、その国の人の考え方や価値観を吸収し、その上で自分のベースとなる思考に新たな考え方と行動力を身につけることであると私は思います。

 

私は、自らも数か国への留学経験があることから、今後社会で自身の能力を充分に発揮できる力を養う上で弊害となっている中国留学における不自由を、北京外国語大学中文学院全面協力の下、NFLO独自のプログラムを構築することで解消していきます。
現在の日本では、ニュースやネットの情報を受け身になって捉えているばかりで、自らの意志で直に相手と接する機会を持とうとする意欲が低下しているようにも見受けられます。実際今の中国の若者には親日家が多く、彼らの方が今の日本人よりも相手の国のことを理解しており、相手を受け入れています。他国における少数派の言動や表面上の物事ばかりを取り上げたがるメディアを介している限りでは、相手国との友好関係を築くことはできません。自らの意志で直に相手と触れ合い、感じたままの相手を受け入れ合ってこそ、日中関係は本当の意味で前進できると考えます。今の時代だからこそ、一人でも多くの日本の若者に中国へ足を運んでもらい、時代の流れを肌で感じ、そんな活気ある中国から、自らの意志で未来を切開いていける人材へと成長してもらいたいです。

 

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